2019/03/27
有機肥料をもらってきました~ I Visited a Farm to Get Organic Manure
うちの果樹園はまだ若いですが、いろいろな木が植えてああります。
甘柿、渋柿、桑、ゆず、ゴールドキウィ、無花果、栗(銀寄、筑波、利兵衛)、梅(南高梅、小梅、加賀)、ビワ、レモン、あんず、さくらんぼ、桃、すもも、葡萄(甲州種、マスカット、デラウェア)、洋梨、オリーブ。
無農薬、無化学肥料で育てている我が家の果樹。
毎年、果樹が活動を始めるこの時季に、完璧な有機肥料は欠かせません。
軽トラでおよそ15キロ離れた牧場まで堆肥をもらいにでかけてきました。
おけら牧場の牧場主、山崎一之さんは、牛と鶏を飼育しています。
餌は自分で配合。
遺伝子組換え穀物は一切使いません。
農薬や化学肥料、薬剤の不使用は当然です。
雑草(つまり薬草)と安全な飼料で育つ家畜が出す糞は、だからきれいです。
それに加え、雑木林から集めた腐葉土とウッドチップ、さらに有機栽培米もみ殻の燻炭を混ぜ込み半年発酵熟成させてできたのが「おけら牧場堆肥」。
手ですくって匂いを嗅ぐと、乾燥したレモングラスのような芳香。
遺伝子組み換えトウモロコシを腹いっぱい食べ、肥育ホルモン注射、抗生物質注射で育った家畜が出す糞で製造された市販の有機肥料は怖くて使いものになりません。
折しも、おけら牧場は子牛の出産が続いていました。
春です!
26歳のオンボロ軽トラに300キロの堆肥はさすがに重くて、超低速でやっとこさ帰ってきましたよ!
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2019/03/17
原木シイタケオーナーのお客様、菌打ち体験をお楽しみいただきました ~ Guests Enjoyed Driving Shiitake Mushroom Bacteria
農家民宿オーベルジュフジイフェルミエ春恒例の椎茸菌打ち体験。
原木しいたけオーナーシステムを始めてもう丸2年です。
原木シイタケとは。
くぬぎの木にしいたけの菌駒を打ちつけ待つ事1年半、肉厚の濃厚な味わいのしいたけが収穫できるのです。
通常の小さくて薄いカサの椎茸はおがくずを固めた菌床で栽培される菌床しいたけ。
1週間ほどで椎茸が出るのですが、収穫は一度きり。
しかし、原木しいたけは4~6年という長期にわたって手のひらほどの大きさの椎茸が毎年どっさり採れる特長があります。
初年度の2017年春にオーナーになられたお客様は、昨年暮れから出始めた椎茸を楽しんでおられます。
菌打ちは、専用の電気ドリルで穴を開け、その穴に菌駒を木槌で打ちこむのです。
ドリルの刃の直径は菌駒ぴったりです。
打ち終えた原木は、うちのオーベルジュの竹林内で7つの季節を過ごし、木の内部にしいたけの菌が増殖するのをひたすら待ちます。
2019/03/04
耕作放棄田の草刈り!羊牧場作りスタートです Mowing in the abandoned rice fields
長い冬も終わり、福井に春がやって来ました。
今年は羊牧場を作るという大きなテーマがあります。
そのために、耕作放棄田に伸び放題になっている雑草をハンマーナイフ草刈り機で刈ります。
雑草なら何でも食べてくれるありがたい羊たちですが、木の枝のように固く伸びてしまったセイタカアワダチソウやススキはさすがに歯が立ちません。
機械で根元から刈って裁断しておけば、後から生えて来る新芽は喜んできれいに食べてくれるのです。
村の南と西には大きな面積の耕作放棄田が広がっています。
全部刈り終えるのは秋9月頃になるでしょうか?
頑張ります!
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2019/02/27
梅の木に野鳥が巣を~ Found a Nest in the Ume Plum Tree
庭の果樹園を歩いていたら、花を咲かせた梅の木の枝の間に小鳥が巣をこしらえていたのです❗
夏の頃には茂る葉に隠れていたので、全然気がつきませんでした。
鳥もそれを願っていたんでしょうね。
こんな低いところに巣作りだなんて。
今年も巣を作ってくれるでしょうか?
2019/02/25
羊牧場を作ります Will Make Sheep Pasture
村の耕作放棄田の雑草をどうにかしようと始めた山羊の飼育。9カ月飼育してみていろいろなことが見えてきました。
広大な耕作放棄地に山羊を放牧すれば雑草はきれいに無くなります。
しかし村人たちにとってそれだけではモチベーションが上がりません。
そこで思い至ったこと。
それは、雑草処理にもお金が生まれる、という方法です。
それが「羊」です。
山羊の肉は世界各地で食べられていますが日本では沖縄など限られた地域のみ。
しかし羊はどうでしょう?
ラム(子羊)肉は街のレストランでも頻繁にメニューに載っていますし、ジンギスカン焼き肉料理も日本人が大好きなものです。
つまり羊は、山羊同様、素晴らしい雑草要員としてだけでなく肉用としても豚に匹敵する人気なのですね。
しかも、日本で消費されているマトン(成羊)、ラム(子羊)肉はほとんどがニュージーランド、オーストラリアからの輸入。さらに、ニュージーランドは肉用羊の飼育から肉牛飼育へと比重を移しかえる政策を取り始めており、将来、羊肉はますます希少価値が高まるとの市場の予想です。
羊肉でも最高ブランド種と言われるのが「サフォーク種」羊。
アニメ、羊のショーンでおなじみの、顔と手足の先が黒い羊です。
普通、羊といえば顔が白いコリデール種がポピュラーですが、日本ではサフォーク種の方が多く飼われているのですね。
というわけで、これから、オーベルジュフジイフェルミエが関わる「オハナファーム」では「サフォーク」羊を数十頭飼育し、農家レストランで村の安全で美味しい野草を食べて飼育した羊肉のジンギスカン料理をお客様にお出ししていこうと思っています。
それらの羊とのふれあいも楽しめ、もとより、オーベルジュで現在お楽しみいただいている四季折々の農業体験もファーム内で楽しめる、アミューズメント型の牧場です。
目指すは「神戸六甲山牧場」。
どうぞご期待ください。そして応援してくださいね。