2020/07/22
農家の歳時記~土用の味噌の切り返し
今年の1月末、寒の頃に仕込んだ味噌。
梅雨を超えて猛暑の夏に入る前の今、切り返しをします。
杉樽を開けてみると、今年は春の手入れが良かったのか、越前和紙で封をしたのがよかったのか、カビがほとんど出ていません。
切り返しとは、底の方から全体をかき混ぜ、酸素を送り、空気を抜きながら再度詰めていく作業です。
こうすることで、味噌の発酵熟成が全体的に均一になり整うんですね。
今年は麹の量を例年の倍にしたからでしょうか、白みその風合いになりました。
12月に完成の予定です。
年明けから、お客様にご賞味いただけます。
2020/07/19
ヤギハウス建設プロジェクト第2段~外壁板の塗装、たくさんの仲間が集まりました
ヤギ羊ハウスの外壁板の塗装ができました!
この春にご支援いただいたクラウドファンディングで、漕ぎ着けた畜舎建築。
梅雨の思いがけない長雨で作業が遅れていました。
雨が上がった今日18日は、外壁に貼る杉板に防腐食塗料を塗る作業です。
たくさんの仲間がボランティアで駆けつけてくださいました!
ペンキを塗ったのでは、数年後にひび割れて剥がれ落ちてしまいますが、オイルステイン塗料は木部に浸透してカビなどの繁殖を防いでくれるのです。
それでも、4メートルの板が70枚です!一日で終わるかなあ、と心配していました。
しかし、たくさんの皆さんのおかげでわずか2時間ほどで無事終了しました。
板の塗料もさっと乾きました。
お昼は完熟トマトのプロヴァンス風ポタージュと村取れこしひかりのおにぎり。
それに鈴木さんが作ってきてくださった美味しいポテトサラダ。
楽しい昼食会になりました。
2020/06/07
第二放牧場の柵囲い作業
第二放牧場用のくい打ち、ありがとうございました!
みんなでやると速くて楽しい!
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
遠くは京都から穴掘りボランティア作業に駆けつけてくださった仲間たち、素晴らしい奮闘、お疲れ様でした。ありがとうございました。
皆さん、穴掘り、上手です!
T字型の手動穴掘り器では、十数年放置された田のカチカチに乾いた土は歯が立ちません。
村一の力自慢の元関取がかかっても1つ穴を掘るのに25分かかっていたのです。それも汗だくで。
こりゃだめだ、と、新たにこのエンジン付き穴掘り機を購入!
したらば、何と、固い土も何のその、5分で穴が掘れるではありませんか!
若い女性でもすいすいです!
第三放牧場では200個の穴掘り作業が待ち構えています。
2020/05/21
ヤギハウスの建築が始まりました~まずは基礎工事!
クラウドファンディングでご支援いただいた「ヤギハウス」の工事が、いよいよ始まりました!
放牧場に建つヤギハウス。
基礎工事の型枠にコンクリートが入り、床も2度の傾斜がついて、きれいに掃除ができます。
あと1週間もしたら型枠が外れ、6月は柱などの構造体の組み上げ。
梅の収穫の頃には、完成するかな?
ヤギハウスが完成したら、ヤギたちは美味しい野草を朝から夕方までお腹いっぱい食べることができます!
笑い話!
工事場所は放牧地の横。
パワーショベルという見慣れない機械が現れてヤギたちはびっくりです。
中でもシュネーというオス山羊は超ビビりまくり!
他の3頭は出入り口からすいすいパワーショベルの横を通って家に向かうのですが、シュネーだけは怖くて放牧場から出られません。
わざと置いて帰ったらもう大変です。
「置いていかないでよ。こわいよ~」と泣きまくり!
後で迎えに行ったら、「怖いよ!絶対に出るの嫌だ!」と、4つ足で踏ん張って動こうとしません。
「大丈夫だからって」と無理やり引きずり出してパワーショベルの横を過ぎたら一目散で仲間のいる小屋まで走っていくのが速いこと!!
意気地なしのシュネーに超受けました!
2020/04/18
乗馬クラブの厩務員として働き始めました!
この4月から裏山向こうにある乗馬クラブで、厩務員として働き始めました。
と言っても、転職したわけではないのです。
これには深い訳が!(笑)
今開設準備をしている「羊と山羊の牧場」のためなんです。
牧場を訪れるお客様には、羊やヤギたちと触れ合う楽しい時間を過ごしてほしい、という思いがあります。
餌やり体験、リードをつけてのヤギ散歩体験など。
そのような、第三者が飼育家畜と触れ合うことを営業とするためには、「動物取扱責任者」資格が絶対必要となるんですね。
その資格を取得するには、例えば「愛玩動物飼養管理士」資格を得るとともに、保健所が認定している動物飼養施設で実務経験を半年以上積んでいるという証明書添付が条件なんです。
というわけで、厩務員!
厩務員の仕事は、乗馬クラブの裏方業務に尽きます。
馬房(ばぼう、と読みます。馬の部屋です)の掃除。これが最重要。
そのほか、馬の餌の準備、厩舎の清掃。乗馬クラブ全体に発生する様々な業務。
傍目からは大変過酷な仕事、と映りますが、動物好きの私にはとても楽しい仕事です。
毎日、大好きな馬に会えますし!
あの大きくてきれいな目でじっと見つめられると、きゅんとなります!
馬、ほんとに可愛いわ~~!(笑)
でした。