Blog

ブログ

2019/11/04

思えば遠くへ来たもんだ~When I think of the path of life, I can't believe I've come this far.

石川県立大学からラム肉半身が到着しました。

箱を開けるなり、ふと思い浮かんだ言葉、
「思えば遠くへ来たもんだ!」 :)

4年前、村の荒れ果てた雑草だらけの放棄田を前にして、ヤギを飼おうと決断してからというもの、
ヤギ飼育の勉強、
ヤギ小屋の自作、
放棄田の柵囲い、
放牧、
ヤギじゃ維持費の限界があると痛感、
羊牧場着想、
石川県立大学通い。

今年は春から羊飼育の勉強が続いています。

白山山麓の羊は無農薬無化学肥料の雑草(そりゃそうだ、雑草に肥料やる人はいない! 笑)と山あいの米を食べて育ったラム肉(生後1年未満の子羊肉)。

村の救済とはいえ、ベジタリアンの私がまさか自宅で肉を解体する運命になるとは!

「思えば遠くへ来たもんだ!」

次回からはこの作業は肉屋さんに任せます!

思えば遠くへ来たもんだ~When I think of the path of life, I can't believe I've come this far.
思えば遠くへ来たもんだ~When I think of the path of life, I can't believe I've come this far.

2019/10/21

里の秋が村を染めています

村はずれの秋の日。

セイタカアワダチソウの黄色が日に映えて眩しく目に刺さります。

ススキは柔らかい乳白色の穂を空に向かって噴き上げています。

まだ濃い緑色の草元には目が覚めるような青のツリガネニンジンが可憐な鈴形の花をかすかに風に揺らしています。

鮮やかな秋の盛りはあと3週間ほど。

その後には、冷たい雨にみぞれが混じり、あられが地面をたたく福井の冬が這い寄ってきます。

秋を楽しまなきゃ。

里の秋が村を染めています
里の秋が村を染めています

2019/10/07

1000人目のお客様です~ We had the 1000th guest yesterday!

1000人目のお客様です。

10月5日にお泊りのお客様が記念すべき1000人目となりました。

記念のお祝いに、オーガニックワインを1本プレゼントしました。

 
 2017年にスタートしたオーベルジュ フジイフェルミエ。

わずか2年で、すごい数の皆さんをこの小さな村に、そして私の農家民宿にお迎えすることができました。

もし農家民宿を始めていなければ、この村の存在はどなたにも知っていただくことはなかったでしょう。

海に近く、林と田畑に囲まれた静かな農村。

「この村に住みたいです」と、おっしゃってくださるお客様も出てきました。

これからも「一期一会のおもてなし」、頑張ります!

そして村のファンをたくさん作っていきます。

1000人目のお客様です~ We had the 1000th guest yesterday!
1000人目のお客様です~ We had the 1000th guest yesterday!

2019/09/28

2020年春のシイタケ原木オーナーを受け付けいたします

2020 春の「しいたけ原木オーナー」を受け付けいたします。

菌床と違い、原木栽培されたシイタケは肉厚もあつく、風味もとても豊かで美味しいものです。

原木はくぬぎ。

この冬に山から切り出されたクヌギに、来年春、菌駒をご自身で打ち込む体験をお楽しみいただきます。

そして、その原木を1本丸ごとオーナーになっていただきます。

打ち込まれた原木は1年半をオーベルジュフジイフェルミエ所有の竹林でゆっくりと休み、2021年の冬にようやくシイタケが出始めます。

打ち込まれた菌駒の数量にもよりますが、およそ4~6年、毎年シイタケが採れます。

打ち込んだ原木はお持ち帰りいただいても結構ですし、シイタケが出るまで私どもにお預けくださっても結構です。

<料金>原木1本¥2,000- 複数本も可。

<お申込み期限>2019年10月31日まで

<お申込み先>Facebook農家民宿「オーベルジュフジイフェルミエ」のメッセージに、または、オーベルジュフジイフェルミエのメールアドレス info@auberge-fujii-fermier.com あてにどうぞ。
メール・メッセージに、お名前、ご住所、お電話番号、原木の数量を明記してお送りください。

※菌打ちの日程は後日ご案内します。

2020年春のシイタケ原木オーナーを受け付けいたします
2020年春のシイタケ原木オーナーを受け付けいたします

2019/09/22

果樹園で今年初めて実をつけたフルーツ Some fruit trees bore fruits for the first time this year

今年初めて実をつけた果物@オーベルジュの果樹園

両親が続けて他界したあとに遺された広い庭。

草取りも野菜作りも思うに任せず、この敷地を自分なりに何か活かせる方法は無いものかと思案にふけって到達した結論が、果樹園でした。

果樹なら草取りも不要。オーガニックだから野菜ほど虫も気になりません。

フルーツはお店ではとても高価だから、自分が食べる分くらいを自前で得られたらいいな、程度の動機です。

毎年2,3本ずつ苗木を植えてきました。

父の遺産の柿(渋柿3本、甘柿3種類4本)と梅(2本)を初めとして、栗(銀寄、筑波)2本、ブドウ(デラウェア、マスカット、巨峰)3本、梅3本。

以下は1本ずつ:
洋梨ラフランス、ゆず、びわ、オリーブ、レモン、あんず、さくらんぼ、スモモ、プラム、桃、ゴールドキウィ、イチジク、桑、そしてブルーベリー。

すぐに実を付け出したのは桑の実です。
この実で作ったソルベ(シャーベット)は、ディナーのデザートで大好評です。

次に栗とゴールドキウィ。

他は苗木の成長をじっくり待たなければなりませんでした。

そして、今年ようやく実をつけたのは:
レモン、洋梨、ブドウ、ゆず。

来年は、福井でも育つリンゴと洋梨をもう1本植えます。

自然栽培を目指して、なるべく有機肥料すらも与えないようにしています。

下草刈りもしない方が昆虫がたくさん住み着くので良いんですね。

生物多様性が農業の要(かなめ)なのだと痛感します。

多様な虫や生き物たちが果樹園に落とす糞こそが最高の肥料なのですから。

果樹園で今年初めて実をつけたフルーツ Some fruit trees bore fruits for the first time this year
果樹園で今年初めて実をつけたフルーツ Some fruit trees bore fruits for the first time this year

オンライン宿泊予約 予約確認・キャンセル